矢野経済研究所はカー用品産業を主要10分野に分類し、分野別市場動向の調査・分析を行った。また、消費者モニター調査を併用することで、カー用品産業の現状課題と今後の方向性を検証した。期間は2007年2月~7月。
カー用品店の客数が年々減少するなど、カー用品の消費マインドは全般的には低下傾向にある。カー用品の国内出荷は、2005年1兆2,840億円(前年比106.0%)と一時的に増加した。その後、2006年1兆2,810億円(同99.8%)、2007年1兆2,710億円(同99.2%)と横ばい傾向に戻る見込み。
2006年は好調であった2005年と同程度の市場規模をキープ。これは、カーナビのHDD化や地デジ対応による単価アップ、2005/2006 シーズンの降雪によるタイヤ・ホイールの需要増加、ETC車載機(機能用品)の安定的な需要、除菌・消臭など車内環境改善用品(オイル・ケミカル用品)の需要増加などによるもの。
2007年は、カーナビ、ホイール、ETC車載機(機能用品)の好調要因が薄れるが、タイヤの値上げによる出荷額増加、車内環境改善用品(オイル・ケミカル用品)の需要増加などによって前年比微減程度で推移すると予測される。こうしたことから、カー用品に対する支出は、これまで続いてきた引き締め意識がやや弱まっている。今後カー用品店で利用したいサービスとしては、出張交換、タイヤの長期保管、代車、洗車などが挙げられた。
矢野経済研究所=http://www.yano.co.jp/
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