堀江前社長の逮捕劇から早半年。大きな痛手を受けた「livedoor デパート」が少しずつ息を吹き返しつつあるように見える。いや、実際のところ、当事者によれば「売り上げは、むしろ伸びている」とのこと。その落ち着いた口調からは、次の一手へ向かう姿を見て取れる。
最近では、USENと業務提携を行い、動画放送「GyaO」と「livedoor デパート」の連携も矢継ぎ早に打ち出した。「GyaO」で「livedoor デパート」と連動した新番組を放送していく考えだ。ライバルであるショッピングモール「楽天市場」や「Yahoo!ショッピング」と一線を画す。
堀江前社長という広告塔なき今、「livedoor デパート」が見せる底力とは? さらに、隠しだま「セシール」は「livedoor デパート」とどう絡んでくるのか。コマース事業部 執行役員で、「livedoor デパート」に携わる山尾恭生氏に聞いた。


「livedoor デパート」=http://depart.livedoor.com/
【バックナンバー】
「livedoor デパート」は甦るか!(1/3)
以下、インタビュー
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■堀江前社長の逮捕前後
Q:堀江前社長の逮捕前後について伺います。「livedoor デパート」の運営方針に変化はありましたか?
A:変わりありません。もちろん堀江氏がいたときと今では、彼を使った企画特集をやれなくなったということはありますが。あれだけの知名度をもった方でしたから、それはそれでまったく影響が無いということはありませんでしたが、実は売り上げは落ちていません。今は、必要があればタレントを使うようにしています。基本的な方針としては、これまで通り季節ごとに特集を組むことをベースに、今後はUSENとの連携も強化していきます。
Q:事件がきっかけで出店をやめた会社もあると思います。「livedoor デパート」への影響と、その後の建て直しについて教えていただけますか?
A:さすがに、事件直後は退店が続いたり、一時販売を休止したいといった申し出がありました。ただ、「livedoor デパート」全体の売り上げは決して落ちていなくて、むしろ伸びています。ポータルのページビューが増えているのと、誠心誠意テナントに事情を説明し、テナントと一緒になって売り上げを伸ばすことに注力したのが大きかったと思います。加盟店舗数の減少も3月くらいに底を打ってからは、徐々に回復傾向にあります。
Q:3月以降、具体的にどういったことを行っているのですか?
A:まずは、USENと提携したのが大きいです。これによって、動画放送の「GyaO」と連携を図ることができます。提携媒体がふえたことで、店舗にとっても好意的に受け止めていただけると考えています。
Q:一方で、事件前から残っているお店もあります。そうしたお店は、「livedoor デパート」のどんなところに魅力を感じているのですか?
A:弊社のポータルサイトや「livedoor Blog」との連携というあたりになるのでしょう。一般ユーザーは、ブログで商品を紹介して売れればポイントが貯まりますし、そうしたアフィリエイトを行いやすいことが挙げられます。
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